予測

画像

地域でおこなわれるイベントの準備のことで連絡網をつうじて電話があり、なんでもその日は雨がふるので予定の時間をおくらすことと、濡れてもいいようにカッパなどを用意してきてください、という。それにしてもまだ一週間もさきのことだったので、なんと早計なことかといささか首をかしげたのだった。

それがなんと当日は雨もよう、その翌日は快晴というまさに予測どおりピッタリの天候に感心をするとともに、ぎゃくに期待を裏切られた感じもしないではなかった。どうやらいまはこと天気予報にかぎってはその精度がかなり高くなって、それが数日も先のことでも的中して当たりまえになっているらしい。

べつなことでテレビでプロ野球や大相撲中継をみていると、平行してとなりのキッチンからもラジオの音声がきこえてくる。テレビとラジオの実況にわずかな時間のずれがあり、テレビ画面をみていながらさきにラジオで結果がわかるので、いまいち興味をそがれてしまう。これではすでに収録がおわったビデオや、手品のタネをさきにみせられているようでもある。

このごろテレビ番組によくみられるのにぶらり旅というのか、いわばぶっつけ本番のようなのがすくなくない。なににしても筋がきどおりにはこばず、なにが起こるかわからない、そんな予測がつかないことになにかを期待するところがある。とうぜん生放送でもないし、放送の時点でカットされたり編集されたものであるのだけど。

とはいえ、さきに起こることがあらかじめわかるなら好都合ではある。なににしてもいきなりではうまく対処できるはずもなく、そのために準備をおこたらないことにもなるし心そなえもできる。ようするに、ものごとは予測のつくこととそうでないことがあるし、ことの次第によることでもある。

なにしろ生きぬくためには先見の明にたけていることほどにまさり、囲碁や将棋などではよりさきの手を読むことにおいて勝敗をわける。また株の取引や経済一般のことにしても世のなかの動向を敏感に先読みすることがなければ、たちまち倒産に追いこまれることにもなりかねない。

なんだか混乱するようであるけど、なににしてももの知りであることにこしたことはないが、ものごとによってときには知らないほうがよかったということもある。「知らぬ存ぜぬとは言わさぬ。おぬし存知おろう」などと、なにやら秘密だろうか、へたに知ったばかりに拷問をうけるはめになってはたまらない。

ともあれ、人の心ほどにおしはかるにむつかしいことはないし、ことによったら詮索するより成りゆきにまかせることがあっていい。それに天気のことでは予測はできても雨を晴れにすることはできず、つぎの日はあいにくひどい黄砂ではあったが、そのことでつよい日ざしがさえぎられ、紫外線もあびることがなかったのである。

雨がふり晴れ間がみえて万事よし

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック