転ばぬ先の
夜なかに眠れないことが多い。寒くなるとトイレにいく回数がはんぱではなくなり、そのあとすぐに眠れるはずもない。4時を過ぎていたら起きだすことになるけど、まだ2時3時だともんもんと朝を待つことになる。それにしてもなんとかならないかと思う。
はやく床にはいるとそれだけ目がはやく覚めることでもあるし、といっておそく寝ることにしても状況はあまりかわらない。風呂にはいったあとは体もあたたまっているので、いくらか安眠できることでもあり、まあ2日に1度とか入浴の回数をふやすことだろうか。
そういえば少しまえに寝室の窓のカーテンを新しいものに替えたのだった。夜に街灯の明かりが差しこんできていたのがなにやら遮光度が99%とか、閉めきるとこれまでとちがって部屋のなかがまっ暗になる。それで2、3日はとても気持ちよく眠れたことであった。でも慣れてしまえば元のもくあみ。
ともあれ、睡眠はあなどれないことでもあるし、かなりの冷えこみでカゼをひかないか心配である。それでネックウオーマーとかいうのが百均にあったので愛用するようになった。あと足にはストッキングのようなものをはくことで寒さ対策になっている。もちろんマスクもかかせない。
先日のことであるけど、雨のなか家の近くでなにか異へんが起きているというので外に出てみたのである。なんと救急車がきていて、ご近所の○○さんが顔めん血だらけになって放心状態ですわっている。救急隊員の問いかけにはうなづいているが、道路にも一めんに血が広がっている。
まえの家の人が100とうばんをして、○○さんの奥さんもかけつけていたのである。前歯もかけてなくなっており、どうみても病院に直行する状況であるのに、それをあとから病院に連れていきますからと断ったようで、なんの処置もしないまま家に帰られたのだった。
大丈夫なのか気になりながらつぎの朝であった。なんとマスクをしている○○さんがいつもとかわらない姿でゴミ出しや洗濯などをしておられる。声をかけると、昨日はどうもといいながら、すこし恥ずかしげに、どうしてあんなことになったのか、自分でもわけがわからないといわれる。
なにか急ぐことがあって走りかけたそうだ。いくらか道が坂になっておりそれでつまづいたのだろう。だれでも歳とったらよくあることではあるし、ただ転けかたがわるかったようである。いずれにせよ、カゼにしろ、ケガにしろ、気をつけることに万全をきすにこしたことはない。
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