健診

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金魚の水槽の水がすぐ汚れるのは、どうやらエサに原因があるようだ。せっかく残っている大袋のエサがムダになるがしかたがない。ためしにパンではなく台所にあった麩をやってみるとけっこう好んで食べている。なによりそれで水槽の水がすみきって金魚の優がにおよいでいる様子がみられてあきることがない。

ところがどうしたわけかその後、さして弱っている前兆もないのに金魚がときたまポックリと死ぬようになった。やっぱり人間さまが食べる食材だからといっても、それが金魚にも通用することでもないらしい。あるいは麩にはもち米の成分がはいっており原因として、それでのどに詰まらせて窒息するというふしもある。

そんなこととはぜんぜんべつのことではあるが、もうなん年も健康診断をうけておらず、それがなんとなく気になっている。ときにはカゼがこじれたりして病院にいくことがあり、それが健康診断のかわりになっているといえないでもない。ただそれとて毎年ということでなく加齢とともに体力に自信がもてなくなってきた。

とうぜんこれまでいくら歩いても平気だったのがそうでなくなってきて、ふらついたりすることもあってすこぶる心もとない。あと夏冬にかぎらず年じゅう鼻水がでたり、セキこんだりし、血圧も低くないようである。とはいえ三度の食事を欠かすことはなく、なにより病院やクスリの世話にならず、とりあえずは元気で生存できていることにつきる。

そもそも老化が病気であるはずもないのだけど、隣りあわせであることはたしかである。それを自然のこととして受けいれるか、クスリとかほかのものに頼るかして対処していくしかない。でもとくに痛いとか苦しいとかからだが文句をいうようならべつであるが、そうでないなら成りゆきにまかせることもひとつなのだろう。

というのもそろそろ健康診断をうけてみようかとおもっている矢さきに「健康診断を受けてはいけない」(近藤誠著)という新書を読んだ。なんでもそれで病気が発見されるのはよいが、ぎゃくに治療をうけたにしても死亡率は上昇傾向で、いわゆるワニの口のグラフからいかに過剰診断が生じているかを示しているという。

たとえばガンであると早期発見早期治療を聞くことであるが、ときに無用な手術や抗がん剤の使用で死期を早める有名人の事例もあげ、過剰な診断・治療の現状とそのリスクを指摘する。また血圧や血糖値などにしても本来、個人差のあるものにあえて低い基準値をもうけ患者をクスリ漬けにし、あげくにあたまのボケを倍増させている、などなど。

ともあれ、もともと老化などで病気でもないことであっても、この歳で検診をうけて異常なしという結果はのぞむべくもない。そこにはことさら不安をあおり病気をほりおこす医療業界のおもわくが見えすいてもいる。生活に支障をきたす苦痛などのときはともかく、むやみに医者やクスリにかかわってはいけないというのも、それなりに説得力がある。

健診や検診でなく点検に

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