チョイス
待ちにまったラジオ体操が3月になって再開した。歩く以外にほとんど運動をすることがないので、ずっと体が硬直しているような感じがある。その証拠に前かがみで手を伸ばしてもやっと地面から10センチほどにしか届かない。コチコチになっている体にとってラジオ体操はまさにうってつけである。
もちろん、家のなかでもどこでもいつでもラジオ体操はできるし、また体をもみほぐすことぐらいだったらいくらでも方法がある。でもそれができないことでもあって、やっとまたラジオ体操からスタートする一日がもどってきたことでもあり、10人そこそこのメンバーで大半が昨年来ひさしぶりに見る顔でもある。
ところで主役のカセットのことだけど、これまでの電池がへたっているので新しいのに替えたのに、どうしたわけか2、3日でだめになった。もうとっくに消費期限が過ぎていたのかもしれない。あわててショップに走ったのだが、8個を買うのに単一アルカリの一個が200円、100円、百均だと50円だろうか。どれにするかでまよってしまう。
電池にかぎらず高価なほど長持ちするかどうかうたがわしい。当たりはずれもあることだし、かならずしも高ければいいということでないはずだ。なんにしてもチョイスはさけられないが、たかだか数100円の買いものに決断をためらってしまうのだからなさけない。ぶなんに中間を選んだことであるけど。
ほかに冬の消耗品というとストーブの石油が欠かせず、日中もつけたりしているとポリタンクいっぱいの石油がほぼ一週間でなくなってしまう。切らしてしまうと困るので予備のタンクも用意しているが、でもそろそろストーブもいらなくなることであり、石油は残さずに使いきってしまわなければならず、判断がむつかしいところではある。
そのストーブのことであるけど、点火をするのにずっとカチットを使っていたのだったが、使いさしの電池をいれてみるとちゃんとそれで点火するのだった。不便が解消されたことでもあり、捨てるはずの電池がまだ使えることになって、こんなささいなことの積みかさねが、住みやすさ暮らしやすさにつながっていくにちがいない。
3月にもなればときには暖かい日もあるがまだまだ寒いこともあって、はやい春の到来を待ちこがれること一日千秋の思いでもある。とくに高齢者にとっては少しの寒暖のちがいで体調が変化することでもあり、同時に気分も悲喜こもごもに左右されたりする。それにだれしも家にこもっているよりも、外に出て暖かい日ざしをあびることほど健康的なことはない。
ときには家にすっこんでいるか外出するか判断にまようこともある。ともあれ、なんにしても一つのことに決めつけてしまうことほどに愚鈍なことはない。いろんな選択肢があってあまりに優柔不断であるのはともかく、一呼吸おいて熟慮してでのチョイスであるなら、結末はどうであれあとあと悔いることはないはずだ。
決めかねることばかりありなににせよ
この記事へのコメント
若くて元気なうちはラジオ体操など幼稚園のお遊びみたいでしょう。
でも歳をとるとけっこう体力を使うことになり、毎日続けることでそこそこ健康が保てるように思ったりします。(^_^)