自慢

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何かに、人は自慢に支えられて生きている、ということばがあった。どーだ、といばっているんだろうか。でも的を射ているようで、なるほどと納得する。

たしかに、人は何かと自慢したがる。孫や子どもの自慢から学歴や肩書き、さまざまな自慢がある。何でそんなことがと思うようなことでも、その人にとっては誇らしいことなんだろう。

一方で自慢できるようなものは、何一つないという人も多いにちがいない。あったにしても謙そんする人もいる。しかし、だれでも何かは自慢するものがあるのだろう。

ただ自慢するのがいいかどうかは別だろうし、それに、それに支えられているというのもなんとなく悔しい。どこか見栄っぱりで虚勢をはっているようでもある。

よく知られた詩に、みんなちがって、みんないいという一節がある。これは人と人とを比べてではないようだけど、同じだろう。なんであろうと、へこむことはないのだと勇気づけられる。

太平洋戦争のビデオを貸してもらった。10巻もあって全部見るのに何日もかかった。歴史にはほとんど興味がなくて知らないことばかりだった。

これまでにない平和で豊かな世の中からすれば、まるで狂気で異常、まさに戦時だからだろう。天皇を中心にして国のために、国民が一つになって戦争につき進むのも恐ろしいほどだ。

どう見ても始めから終わりまで負け戦であったし、手を上げて降伏するシーンがほとんどない。まさに生きて虜囚の辱めを受けずを守りとおしたのだろう。

どうあろうと同志を死に追いやる行為は、すでに人間の心を失っている。まるで互いのいのちをいつくしむ気づかいがまったくない。もう国民全体が何かに取りつかれてしまっているのだ。

戦争においては人の生きる支えは何だったのだろう。敵に勝つことだったのか。というより、自慢することの支えさえ奪われて、ただ死に向かうしかなかったことのようだ。

しょうこりもなく来た道に

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