お悔やみ

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いつものように年末になると喪中はがきが届くのだけど、その数が年々多くなる。以前はこれほどではなかったから、まぎれもなく高齢化社会の時代であることを認識させられる。

その多くは身内に不幸があったので、年賀のあいさつ省かせていただくということのようだ。そんな場合、亡くなられた方がほとんど面識のない人でもあったりして、感情的に受けとめることはあまりない。

ところがそうした中には、直接関わりのあるご本人の訃報で、そのご家族からのものも少なからずある。その人との交情の度合いにもよるけど、愁傷の思いにかられる。

少し前にそんな喪中はがきをもらうことになった。どうしてもお家に伺って、お悔やみのひと言でも話せればいい。それでやっと今日、出かけることにした。

外は雨模様で空気も冷たかった。電鉄を3度乗り換え、降り立った駅は閑静な住宅街。花を買っていこうとしたけど、花屋などは近くにない。やっと見つけたのがスーパーだった。

束にした貧相な花が並べられていた。仕方ない、花は花にはちがいはない。やっと家を探し当ててインターホンを押す。留守だったらどうしよう。

名前を告げるとすぐにわかってもらえた。家に上がるようにしきりにすすめられたけど、玄関だけで失礼することにした。闘病の様子など、涙ながらに話される。正月の準備も手につかないそうだ。

まだ60代これからだった。パソコンにカメラが好きで、遺影の写真を自分で準備し、額もネットで取りよせたのだという。まだいろいろ話を聞きたかったけど、おいとますることにした。スーパーの花も喜んでもらえてよかった。

なにがなくとも年を越せるありがたさ

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